〈アンテナ〉の今

地デジアンテナ工事を行うということは、地上デジタルテレビ放送のために、専用のアンテナを取り付けること。
そのアンテナの特徴は、「小さい」というところにありますが、特徴はそればかりではありません。

たとえば、今では必ずしも屋根の外に突き出して電波を捉えるような形でなくても、アンテナとしての役割を果たす製品が登場しています。
壁つけタイプの地デジアンテナが存在しているのです。
パッと見たところでは防犯用のセンサーのような外観をしている長方形で小さな物ですが、外壁に取り付けることによって電波を拾い、地上デジタルテレビ放送を受信します。
住宅の屋根に突き出たアンテナが、視覚的に気に食わなかったという人にとっては便利なアンテナであると言えるでしょう。
色も何通りかあるので、住宅の外壁に合わせて選ぶことが可能です。

また、この壁つけタイプのアンテナは太陽光発電を邪魔しないというところにもメリットがあります。
屋根から突き出てソーラーパネルに影を作ったり、スペースを取ったりということをしないのです。発電することとテレビを見ること、その二つを効率的に両立するのに役立つアンテナなのです。

小さなアンテナ

地デジアンテナ工事と、太陽光発電のシステムを取り入れる工事とには違いがあります。
もちろん、一方がテレビアンテナの設置であり、もう一方が発電装置(ソーラーパネルなど)の設置ですから違いは明らかですが、それ以外にも違いはあります。
規模の違いです。

太陽光発電のために使われるソーラーパネルは大きい物が多い。というのも、太陽の光をいっぱいに浴びたほうが、大量の電気を作ることが出来るからです。
それに対して、地デジアンテナ工事の際に業者が持ってくることになる物は小さなアンテナ。
これまでのアナログ放送用のアンテナよりはるかに小さなアンテナが、地上デジタルテレビ放送には使われるのです。

技術開発が進むと、特に電化製品などの電気関係の装置や設備が縮小化していく傾向にありますが、テレビアンテナもまた小さくなっています。
このことは、単なる軽量化、小型化にはとどまらない話です。というのも、従来のアナログアンテナというのは住宅の屋根に負担を強いるヘヴィな存在でもあったのです。
もちろん屋根が崩れたりといったほどではありませんが、少なからず負担をかけ、時には傷みの原因になったりもしていたのです。
軽くて小さなデジタル用のアンテナの登場は、何より住宅の屋根にとっての朗報だったのです。

そのようなこともあって、デジタル用のアンテナを設置する地デジアンテナ工事も盛んに行われているところなのです。

地デジ

太陽光発電によって住宅に流れ込んでくる電気。それを使って動かす電気機械の中には、テレビ受像機も含まれてきます。

2010年代も半ばに差し掛かった今、ほとんどの住宅で見られているのは地上デジタルテレビ放送と呼ばれる種類のテレビ放送でしょう。
2000年代の初めに開始されたこの新しい方式でのテレビ放送は、ハイビジョン放送や双方向放送など、テレビの新しい楽しみ方を開拓しました。

ところで、地デジアンテナ工事をやっていないのに地デジ放送が見れる、という場合があるかもしれませんが、実はそれは珍しいことではありません。
基本的に、アナログ放送もデジタル放送も、電波や周波数を捉えるアンテナの構造自体は同じだからです。
では、地デジアンテナ工事が必要な住宅とは、具体的にはどのような住宅を指すのか。それを、次のページで見てみます。

自家発電のメリット

太陽光発電のシステムを取り入れて地デジアンテナ工事を行えば、地上デジタルテレビ放送を受信して新しいテレビを見ることが出来る。
それはメリットのひとつですが、本質的に語るなら、太陽光発電――ひいては、自家発電システムというものにはどのようなメリットがあるのか。そのことについて見てみます。

言うまでもなく、電気代を節約することが出来るということが一番大きいメリットです。毎月支払っていた電気代ですが、ソーラーパネルを取り付けたあとでは、そこから電気が流れ込んできます。
どこに電気代を払う必要もなく、自分たちで使えるのです。
また、余剰電力は電力会社に売却することが可能です。太陽光発電で生み出した電気が、1日で使う分としてはちょっと多かった……などというときに、その余った分を電気会社に売るのです。

即、それがメリットとして実生活で感じられるか否かは別として、太陽光発電はクリーンエネルギーの取り組みとしての側面もあります。
2011年には、歴史上、人類がこれまで起こしてきた事件の中で最も深刻な部類に入るフクシマの原発事故が起き、世界中でクリーンエネルギーへの関心が高まっています。
その中で、どこでも手に入れることが出来る太陽光を利用した太陽光発電に注目が集まっています。